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zoom RSS 明けましておめでとうございま〜す

<<   作成日時 : 2009/01/01 15:21   >>

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icon とは言ったものの、世界的な不況は終わりが見えないどころか、まだ始まったばかり。これから本格化し、不景気と失業のスパイラルフォールによって、世界経済や社会情勢はどこまで落ち、混乱してゆくのか、先行きは暗澹としている。
 この世界恐慌が引きがねとなったのかどうかはわからないが、年末にはイスラエルはガザ地区に空爆を行なうという暴挙に出、世界的な非難にもかかわらず、自らを正当化するばかりでそれを止める気配は見られない。イラクにしてもアフガニスタンにしても、依然として戦乱状態。戦乱の火種は燻っているどころか、ちろちろと妖しげな炎を揺らめかせ、その機会を捉えたら一気呵成に燃え上がらんとしている。
 中東情勢だけでなく、アジアにおいても、北朝鮮は相変わらずのチンピラヤクザ状態だし、内情がどうなっているかも定かではない。中国にしても、これまで好景気によって押さえられていた不満が、この不況によって一気に噴出しかねない状態にあると思う。眠れる大熊が改革開放による経済成長によって目覚めたは良いが、貪婪な熊はあたり構わず資源と富をむさぼって肥え太り、その体のあちこちに不全な箇所を抱えている。喰らうべき富を失い、十分な栄養を得られなくなった熊の体内で何が起きるのか。

 日本に目を戻しても、この不景気によって仕事と住む場所を失った人たちが大勢出て来ている。今はまだ安定の中にある人たちだって、将来はどうなるかわからない。
 そうした不安定さやそれによってもたらされる不安は、そのまま社会情勢の不安定さ、混乱へとつながってゆく。実際、年末にはタクシー強盗が何件か起き、金を奪われるだけでは済まず、殺害されるまでに至っている。弱い人間ほど追いつめられたときに極端なところまで行ってしまう。虫に直面した虫嫌いの人間が、逃げようのないとき虫を何度も叩きつぶしてしまうように。

 しかし、こんな情勢にあっても、政治は無能無策。自らのぬくぬくとした狭い世界の中から小さな覗き窓を通して外を眺めているだけで、現状を理解するどころか、不都合なことには甘言と言い訳の覆いをかけて見ようとさえしない。政治に何を求めてもムダだということはわかっているが、その失策のツケを払わされるのは御免だ。
 だが、そんな政治家連中を選んだのは国民一人一人だ。結局のところ、結論はいつも同じところへと戻ってくる。

 国民一人一人が変わらなければ、社会も世界も変わらない。自らを変えようとしなければ、何も変わらない。
 たったひとりの人間が動いたところで、それが社会や世界全体を変えるだけの力になるとは思えない。しかし、自分が変わることで、確実に自分の領域においては変化が起きる。
 それは小っぽけで非力なものだ。小っぽけで非力なものではあるが、確実にそこで変化は起きている。
 自らの持つ意味性、自分自身の意味、そうしたものは探そうとしなければ決して見つからない。物事に意味を見出すのは、意識性を獲得した人間の性であり、それはひとつの創造的行為だ。また、それは自らと他者、自身と世界のつながりを見出す行為だ。
 自分が変わったところで何も変わらない。何の意味もない。そう考え、何もせずにいることは、自ら世界からの疎外を望み、それを受け入れていることになる。

 私は安易な希望を抱くつもりはないし、そんなものを人に与えようという気にもなれない。それどころか、現状への認識にしても、将来の展望に対しても私はペシミスティックだ。だからと言って、ペシミズムの中にある安穏さに浸っている気にもなれない。
 自分に何ができるか。考えたところで何ひとつとして具体的な答えが出てこない。私にはこうして言葉を吐き散らかしてゆくことぐらいしかできず、それさえも不十分だ。こうして書いたものがいったいどれだけの人の目に留まり、その心に動きをもたらすことができるのか。そうしたことを考えると、虚無感に呑み込まれ、言葉が雲散霧消していってしまう。
 しかし、それで終わってしまいたくない。そこで歩みを止めてしまえば、世界とのつながりも、自身とのつながりも失い、私は虚無に沈み込んだまま味気ない世界を眺めたままそれっきりになってしまう。
 世界から見ても社会から見ても、私など人体における細胞1個分にも満たない存在だろう。しかし、そんな卑小な存在であっても、存在している限りは言葉をこの道行きの標として打ち続けてゆく。それ以外に、今は何をすべきか、何ができるかなんてことは思い浮かばない。

 結局、結論はいつも通り。自らが動くか、動かないか。それだけのこと。

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