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zoom RSS どこが「ゆとり教育」なんだか

<<   作成日時 : 2009/01/26 21:53   >>

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icon 今日、NHKの7時のニュース番組で、足立区の小中学校で給食の時間を5分延長するというニュースが放映されてました。何でも給食の時間が短いことが食べ残しにつながっているのではないかということで、試験的に給食の時間を5分延長し、食べ残しが減るかどうかを調査するためだそうです。

給食の時間が短いことが食べ残しにつながっているのではないかという指摘があることから、東京・足立区の小中学校では、給食の時間を延長する試験的な取り組みを26日から始めました。

 Googleで検索してみたところ、東京新聞のTOKYO Webに同様の記事が出ていました。

 足立区教育委員会は、区立小中学校の給食時間の五分延長を全校に指示した。食べ残し解消やゆとりのある給食の実施が狙いで全国学校給食週間(二十四−三十日)の期間中に行う。学校現場で好評ならば給食週間後も継続する方針だ。

 あたしがこのニュースを観て驚いたのは、給食時間の短さ。準備や片づけの時間を除くと、中学では10分程度で昼食を済ませなければならないとのこと。
 TOKYO Webの記事では、以下のように出ていました。

 区教委によると、区内での給食時間は現在、小学校が四十−四十五分、中学校が三十−三十五分程度。準備や片付け時間も含まれており、実食時間は小学校で十五−二十分、中学校が十分程度だ。

 さらに給食前の四時限目に体育の授業などが入ると、着替えや教室への移動時間が昼休みの給食時間に食い込む傾向があり、「食べる時間が十分に取れていない」などの声が区教委内で出ていた。

 そこで区教委は、実食時間の確保に着目。給食週間の取り組みとして五分延長を決めた。昼休み時間全体の延長や時間割の変更は行わず、四時限目の授業延長を控えるなど各校の裁量で取り組む。

 都教委によると、学校給食を行う全小中学校(全千八百七十三校)の昨年度の給食時間を調べたところ、二十五分未満の学校が中学校で四十九校、小学校で六校あった。全体でも給食時間は減少傾向にあるという。

 小学校で15〜20分、中学校で10分程度って、いくら何でもこれはひどすぎでしょう。特に、中学校の10分程度というのはムチャクチャ。これでは家畜以下の扱いです。
 これで「ゆとり教育」なんてお題目を唱えていたんですから、開いた口が塞がりません。昼食さえゆっくりととれない環境で、何が「ゆとり教育」なんでしょうか。
 おまけに、給食時間を試験的に5分延長した理由が食べ残しの解消のためというのですから、いったい生徒を何だと思っているんでしょうか。食べ残しの解消なんてものは二義的な問題です。問題とすべきは、生徒がゆっくりと昼食を食べることができていないということの方です。
 時間に追われて食べる食事がおいしいはずがありません。栄養のバランスだとか何だとか「教育的な観点」からもっともらしい理由を述べていますけど、時間に追われ、とにかく詰め込んだ単なる栄養補給としての食事が身になると思っているんでしょうか。そんな食事を取ったところで、たとえ身体には栄養のバランスがとれているものであっても、心にはバランスを欠いているのですから、心がささくれてゆくだけです。

 生徒を家畜以下の劣悪な環境に置いておいて、それで「教育」だの「ゆとり」だのを口にしているのですから、つくづくイヤになってきます。
 何度も書いていることですが、本当に「教育改革」を行なおうというのであれば、まず「大人改革」から始めなければなりません。つまり、子供たちの教育環境などを変えようとする前に、まず大人自身が自らを変えてゆかなければ、「教育改革」なんてものはできないし、それを欠いた制度などの変更は子供たちに更なる負担をかけることになるということです。
 そうしたことは、今回の例をみても明らかでしょう。こうした問題がこれまで放置されてきたばかりでなく、問題とすべき点までもがズレているのですから。

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