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zoom RSS テメェらにそんなことを言う資格があるのか

<<   作成日時 : 2009/03/21 20:21   >>

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icon 西松建設の違法献金事件で「あー、グダグダうっせぇな、もう。だったら全部止めちまえばイイだろ」となったかどうかはわからないけど、企業・団体による政治献金の全面禁止を打ち出した小沢一郎代表。すると、途端に狼狽え出す自民党の面々。

 民主党の小沢代表は17日の記者会見で、西松建設の違法献金事件を受け、企業・団体献金を全面禁止し、個人献金に一本化すべきだとの考えを示した。
 党内では、公共事業受注企業からの献金禁止を求める声が出ているが、小沢氏は「ほとんどの企業が何らかの形で(国や地方自治体と)関係あるので、禁止ということなら、企業・団体献金の禁止を徹底しなければ意味がない」と指摘。そのうえで、「政治団体も含め、すべての企業・団体献金を禁止するのが一番すっきりする」と語った。

 民主党の小沢代表が企業・団体献金を全面禁止すべきだとの考えを示したことで、自民党が対応に苦慮している。
 真っ向から否定すれば政治とカネの問題に消極的と受け止められ、世論の批判の矢面に立たされる可能性があるからだ。

 自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長らは18日、都内のホテルで会談し、企業・団体献金の禁止について、当面、民主党の動きを注視していくことを確認した。自民党の大島理森国対委員長は会談後、記者団に「政党活動の自由を担保していく重要な問題だ。私は企業・団体献金は否定するものではない」と語った。
 同党内では「現状を維持したい」というのが大多数の議員の本音だ。2007年の政治資金収支報告書によると、自民党本部と支部を合わせた献金総額(約224億円)のうち、企業・団体献金は41%(約93億円)を占め、個人献金の25%(約56億円)などを大きく上回っている。全面禁止されれば財政的に大きな打撃を受けることは間違いないからだ。
 「小沢氏の疑惑隠しの提案に、こちらが乗るわけにはいかない」(幹部)との反発も強く、自民党の山崎拓・前副総裁は同日、日本記者クラブでの記者会見で「政官業癒着の象徴みたいな方が言ったって始まらない」と皮肉った。

自民党の笹川尭総務会長(73)は19日、都内のパーティーであいさつし、西松建設の巨額献金事件を受け企業・団体献金の全面禁止に言及した民主党・小沢代表について「泥棒が“私は今日限りやめるから皆さんもやめよう”というほうがもっと説得力がある」と皮肉った。また「腹いっぱいお金をためておいて、今度は(企業献金を)やめようと言っている。私たちはそんなせこいことはやらない」と小沢氏を強く非難した。

 テレビのニュースでは、他にも町村信孝前官房長官の「盗人猛々しいとはこのことだ」とか、中馬弘毅の「あの人だけには言われたくない」とかいう発言が流されてました。

 いやもう、ホント、何をか言わんや、絶句しちゃいます。盗人猛々しいとはまさにこのこと、テメェらには言われたかねぇよ、です。
 企業や団体による政治献金が癒着や収賄に結びつく危険性を孕んでおり、疑惑や疑獄を生み出す温床となっているのなら、それを全面的に廃止するというのは、筋の通った意見であり、至極全うなものです。その筋の通った意見に対して、それを真っ向から受け止め、反論を返すこともできず、皮肉を言って相手を貶め、笑いで誤魔化そうとする。何とも情けなく醜いありさまです。
 違法献金事件で公設第一秘書が逮捕されてしまった小沢一郎とこれら自民党の面々、いったいどちらの方がよりやましさや弱みといったものを抱えているのか。こうした対応を見ていると、器の違いだけでなく、そうしたことも見えてきます。

 私自身は企業や団体による政治献金が行なわれていてもイイと思っています。ただし、これは私のようなタイプの人間ばかりが政治家であるならばという条件つきです。要は、献金を受けても見返りに便宜を図ることをしないのはもちろん、何らの手心も加えない。政治家がそんなやらずぼったくりの姿勢を貫けるのであれば、どこからの献金であっても「もらえるものはもらっとけ。利用できるものは利用しろ」でイイと思っています。
 しかし、現実を見ればそんなことができる政治家なんていやしません。無名の人々から税金などで金をふんだくり、カスめ取ることには無神経であっても、多額の献金をしてくれる企業や団体にはへいこらする。政治資金を企業・団体献金に依存している以上、やらずぼったくりの姿勢を貫くなんてことができるはずはなく、その走狗と成り下がり、餌を与えてくれる存在に尻尾を振りまくるようになるのは当然のことです。
 それが個別の案件における便宜供与となれば収賄罪にもなりますが、制度やシステムなど全般的なことおいて、ある企業や特定の団体、または業界が有利になるように計らう程度では罪に問うことができません。ですから、収賄の罪に問われるようなことがないからといって、企業・団体献金を受けていることに問題がないというわけではありません。むしろ、罪に問えないような形で見返りを反映させているのであれば、それは収賄に問われるようなことをする以上に悪質であり、問題です。

 企業や団体が政治献金をするのは、自分たちに有利に事が運ぶようにという打算があるからです。そうでなければ、献金する意味がありません。それが証拠に、自民党には企業や団体から多額の献金が行なわれています。それは自民党が与党で政権を握っているからです。政権を握りそうにない野党、自分たちの言うことを聞いてくれそうにない党には、献金は行なわれません。
 現在、依然として自民党が政権を握っていますが、仮に将来、政権交代が起きて民主党が与党となり、政権を担当することとなれば、企業や団体からの民主党への献金額も増えてゆくことでしょう。そのとき、献金の増額に気を良くし、潤沢になった政治資金に溺れるようなことになれば、自民党と同様に企業・団体による政治献金に依存する体質となり、現在と変わらぬ状態が続いてゆくようになります。小沢一郎代表が打ち出した企業や団体による政治献金の禁止の案に対しては、民主党内にも反対意見があるとのことですが、そこにはすでに依存の体質があるということの現われでしょう。
 西松建設の違法献金問題の報道で、小沢代表のもとで行なわれた参院選のマニフェストでは、それ以前のものとは異なり、公共事業受注企業からの献金の禁止という項目がなくなっているなどということを、さも鬼の首でも取ったかのように伝えているものもありました。しかし、先にも述べたように、個別の案件における便宜などというものは、枝葉の問題でしかありません。公共事業受注企業からの献金を禁止したところで、そうした枝葉の問題が解決されるだけで、もっと狡猾に行なわれている有利性の供与というものはなくなりはしません。

 西松建設の件に関して言えば、小沢代表側が違法献金を受けて西松建設に対して便宜を図ったというのであれば、それは収賄罪にも問えるものです。西松建設の件に関しては、ダミーの団体を通じて行なわれた献金が西松建設のものであったか否かなんてことが問題とされていますが、そんなものは政治資金規制法に逸脱するかどうかの瑣末な問題にすぎません。問題となるのは、それによって便宜供与が行なわれていたか否かです。
 この一番肝心な件については、まことしやかな噂話ばかりが先行して報道されるばかりで、現時点においても収賄罪でどうこうということは出て来ていません。それどころか、小沢代表に対して違法献金の件での事情聴取すら行なわれていません。
 私は政治家に対してクリーンさなんてものは求めていないし、政治なんてものはさまざまな欲と欲と絡み合いの場だと思っていますから、どろどろしていて当然、クリーンな政治なんてものを求めること自体、愚かなことだと思っています。しかし、世間の人はそうではないみたいで、今回の西松建設の問題が起きたら、とたんに小沢一郎に悪い印象を持ち、民主党の支持率も低下する始末。ホント、バカじゃないかと思ってしまいます。
 一番の問題は、政治資金規正法を逸脱していたかどうかではなく、そこに便宜供与があったかどうかでしょう。それがないというのであれば、政治資金規正法の逸脱なんてものは瑣末な問題です。たとえそのダミーの団体のバックに西松建設が控えていることを知っていたとしても、何も便宜を図っていなければ、「くれるというんだからもらっただけのことでしょ」で済んでしまいます。

 まっ、こうしたことは余談で書いたにすぎませんが、西松建設の事件で、マスコミは検察やどこの誰だかわからない情報にいいように躍らされ(躍らされている振りをしているだけかもしれないけど)、そんなマスコミの報道によってそれ以上の見事さで躍らされている世論などというものには、ほとほと呆れ返り、「ホント、お目出度い連中だな」と吐き捨てたい気持ちで一杯です。

 小沢一郎が同様に世間の人間のバカさ加減に呆れたかどうかはわかりませんが、「だったらいっそのこと全部止めにすればイイ。その方がすっきりするだろ」と、すっぱり企業・団体からの献金の廃止を提唱したことには賛同できます。
 政治に金がかかるから企業や団体からの献金がなければムリだというのであれば、「何のために政党助成金をもらっているんだ。ナシでやれ」の一言でオシマイです。そうしたものに依存している体質から自ら抜け出せないというのであれば、強制的に脱却させるよりほかないでしょう。
 それに、先にも書いたように、個別的な案件での具体的な便宜供与などという、下手を打てば逮捕されるような間抜けなことは枝葉の問題であり、企業や団体からの献金によってアンフェアな制度やシステムが作られる方がより問題です。こうしたことを減らしてゆくには、企業や団体からの献金をなくすというのは必要不可欠です(政治家がみんなあたしみたいな性格だったら、そんな必要もないけどね)。

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