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zoom RSS 大いなる不安の元

<<   作成日時 : 2011/03/18 23:12   >>

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icon 今日18日の夜、菅総理が記者会見を開いたけど、地震後に開かれた記者会見同様、まったく中身がありませんでした(参考:asahi.com『原発、まだ予断を許さない』首相18日夜の会見要旨」)。
 「必死」だとか「決死の覚悟」だとか大仰な言葉は使っているけど、言葉が軽くて上っ滑りしてしまっていて、全然心に響いてこない。しかも、相も変わらずの上から目線での言葉であり、菅総理と現実、現在の状況といったものの間には著しい乖離が存在している。いったい誰が言葉を発しているのか、そこに立っているのはいったい誰なのか、そんな疑問を感じざるをえない内容でした。
 さらに、言葉に言い淀んで妙な間が空く。細かな数字や言葉の言い回しに気を使っているのかと思えば、その後に出て来るのは何の変哲もない言葉。地震後、常に記者会見に姿を現わし、「いったいいつ寝てるのか」と心配されている枝野官房長官のハキハキとした会見とは正反対です。

 今回の記者会見では、その後に質疑が行なわれ、その最初に福島第一原発についての質問が出されたのですけど、その受け答えも、会見で述べたことを繰り返しているだけで具体的な内容がまったくありませんでした(この点も枝野官房長官とは対照的)。
 原発事故の対策に関わっているのであれば、これまで何をしてきて何をしているのか、何をしようとしているのかということについて、多少なりとも具体的なことを述べることは可能なはずです。「僕はものすごく原子力(分野)は強いんだ」などという妄言を吐いたとの報道もありますけど、強いのであれば、具体的に述べることなど楽なもんでしょう。
 しかし、そうしたことに言及できず、用意された具体性のない言葉を繰り返すしかないということは、菅総理がこの原発事故では何の仕事もしていないことの現われです。それどころか、言い淀むべくもない言葉を発することにさえまごつき、間が空いてしまう記者会見での様子を見ると、精神的に追いつめられ、もはや総理としての職務もはたせないような状況にあるのではないかと、より一層の不安に駆り立てられます。

 17日、菅総理は仙谷前官房長官を藤井裕久副長官に代わって官房副長官として起用することにしました。官房長官時の言動を見れば明らかであるように、仙谷前官房長官は表では菅総理の防波堤となり、影(?)でも菅総理を支えていた人物です。
 この災害で被災者の救出や支援、また原発での事故の対応に当っている自衛隊を「暴力装置」と揶揄し、不適当な発言によって現内閣から外された人物を、よりよってこの時期に官房副長官として内閣に復帰させるというのは、素人目にみても疑問符がいくつもつくような人事です。しかし、そんな人事を行なわなければならないほど、菅総理は機能不全の状態にあり、支えとなる人物、というより、菅総理に代わって仕切れる人物が必要となっているのかもしれません。

 いずれにせよ、あの記者会見を見て、勇気づけられたり、鼓舞されたりした人は皆無でしょう。それどころか、逆に不安を覚えたり、意欲をくじかれたりしたことだと思います。
 所詮は「責難の人」、マイナスの要素を見つけ、それを非難することには長けているけど、プラスを生み出す創造性は欠落しており、およそ器が小さく、人の上に立つ人物ではありません。そんな人物が、人に勇気や力を与えられるはずがありません。当の本人にそうしたものが欠落しているのですから(生命力の枯渇した人間ほど、否定的な思考による価値の切り下げは得意)。

 もうあんな中身がなく、国民に不安を与えるだけの記者会見を開くぐらいなら、すべてを枝野官房長官に任せ、裏に引っ込んだまま大人しく寝ていてもらいたいものです。

 菅直人首相は16日夕、首相官邸で笹森清内閣特別顧問と会談した。笹森氏によると、東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐり、首相は「がんばる」と述べた上で、「僕はものすごく原子力(分野)は強いんだ」と語ったという。首相は東工大理学部応用物理学科卒の理系。笹森氏は事故への首相の危機感の吐露だとの認識を示しつつ、「(首相は)『自分は今政府の中で一番よく知っている』と思っているのではないか」と述べた。

 菅直人首相は17日、民主党の仙谷由人代表代行を官房副長官に起用する人事を決めた。各省庁に人脈があり政策にも通じた仙谷氏を再び政権中枢に据え、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の対応を強化するねらいがある。

 藤井裕久副長官は首相補佐官に回り、加藤公一首相補佐官は退任する。

 仙谷氏を起用することで、被災者対策と原発対応の指揮系統を事実上、分離。原発事故や計画停電の問題などを枝野氏が統括し、仙谷氏は被災者の生活支援を担当する。枝野幸男官房長官は17日夜の記者会見で「仙谷副長官において、強力な官房態勢で被災者生活支援を進めたい」と表明した。

 仙谷氏は菅内閣が発足した昨年6月から官房長官を務め、内政・外交の全般にわたり屋台骨として内閣を支えた。だが、国会での発言などを問われ、昨秋の臨時国会で参院問責決議案が可決され、今年1月中旬の内閣改造で官房長官を退いていた。

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