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zoom RSS あーあ、これでますます品不足になるんだろうな

<<   作成日時 : 2011/03/16 06:01   >>

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icon 昨日、近所のカズンに行ってお米を買ってきました。とは言え、今もやはり白米はなく、買ってきたのは敬遠されて残っていた玄米でした。
 まあ、あと2、3日程度、遅くても週明けには買えるだろうと思っていたけど、そこまでオリジン弁当でご飯を買い続けるのは非経済的だし、朝食もあるから、「仕方がないか」と、2袋あった2kg入りのものを1袋買ってきました。2kgなら2週間もあれば消費できるだろうし、それまでには買えるようになるだろう、そのときはそう思っていました。
 しかし、昨15日の夜、静岡で直下型の地震が起きたことで、買い溜め買い占めによる品不足は拍車こそかかりはすれ、収まらないような様相になってきました。

 15日午後10時31分ごろ、静岡県東部を震源とする地震があり、同県富士宮市で震度6強を観測したほか、東北から中国地方にかけての広い範囲で震度4から1の揺れを観測した。気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.4と推定され、震源の深さは約14キロ。津波の心配はないという。

 気象庁は、東日本大震災との関係について「直接はないと思うが、それ以上わからない」としている。一方で、誘発されて起きた可能性を指摘する専門家もいる。

 福島第一原発の事故が収束する気配を見せないどころか、ますます悪化し、周囲でこれまでとは異なる値の放射性物質が検出されたばかりか、茨城や都内においても通常値以上の放射線が検出される始末。それに加えての静岡での地震。これは不安でガタついている人たちをさらに怯えさせ、狼狽えさせるには充分な加速剤でしょう。

 福島第一原発の事故で飛散したとみられる放射性物質が15日午前、風に乗って全国各地で観測されている。福島県いわき市では通常の400倍ほどの放射線量を観測。また、茨城県北茨城市や東京都新宿区、神奈川県横須賀市などでも通常よりも高い値を観測している。ただ、各都県はすぐに健康に影響を与えるものではないとしている。

 東京都は15日、新宿区内で同日午前に実施した放射線量調査で、通常の21倍の最大値0.8マイクロシーベルトを観測。神奈川県横須賀市では同日午前5時48分、0.2マイクロシーベルトを観測し、早朝より上昇している。市では「今後上昇する可能性もある」という。

 今回の東北地方太平洋沖地震が、30年以内には起こるとされている東海地震のタイムスケールを縮め、誘発する可能性なんてことは、素人のあたしにはわかりません。マスコミでの専門家の話では、その可能性は否定されています。しかし、東海地震にばかり目を向け、今回の地震の可能性をわずかでも指摘できなかった専門家の言うことなど当てにはできません。また、東海地震ではないにしろ、今回の地震が内陸の直下型地震を誘発する可能性については、専門家によって言及されています。
 そうしたことを考慮すると、昨夜の静岡での地震は、東海地震のようなプレート型ではなく、直下型のものとは言え、東海地震の発生を想起させ、その恐怖を煽り立てるには充分なものです。今日のスーパーの開店時間にはここ数日以上に人々が殺到し、ある商品を片っぱしから買い込んでゆくことになるでしょう。不安と恐怖にあおられた群衆の行為を止める手だてなど、ありはしません。
 流通量が通常より落ちている現在、通常以上の購入があればすぐさま商品がなくなるのは自明のことです。そうして、一時的にせよ、商品が無くなることで、これまで不安に狼狽えていた人たちがさらに不安を膨らませるばかりでなく、それまで冷静だった人たちまでもが不安に駆られるようになり、買い溜め、買い占めに走るようになってしまう。そんな悪循環に陥ることが目に見えてます。
 「冷静に」なんてことを言ってみたところで、そもそもそういう人たちが冷静になれるのなら、買い溜め、買い占めによる品不足は起きてやしません。そうして、被災地に近接した地域の人たちが地に足がつかず、ガタつき、パニック的な行動を起こすことで、被災地の復興は遅れるどころか、その緒にさえつけなくなります。

 地震が起きるか起きないかなんてことはわかりません。それに、起きるとわかっていても、今回のような規模で来られたら、とれる手だてなど限られており、生き残れるかどうかについても何ひとつとして確かなものはありません。
 今回の地震による猛威の一端を映像で見て、私は不安や恐怖を感じることさえできませんでした。あれだけ強大で無慈悲な力の一部を見せられては、自身の小ささ、無力さを思い知るだけで、狼狽える余裕すらありません。「もしあのとき自分がその場にいたら」と考えてみたところで、何ひとつとして言葉は出てこず、「幸運にも生き残れたのなら、そのときになって考える」としか言いようがありません。
 そんな思いでいる私からすると、「今回のような大地震が来たら」と、闇雲に買い溜め、買い占めに走る人たちの気持ちはわかりません。この前の記事にも書いた通り、買い溜めをしたところで、地震の規模によってはそんなものはまったく役に立たなくなります。また、焦って闇雲に買っていたのでは非常の際に役に立つかどうかも定かではなく、いざ避難するとなった際に持ってゆけるかどうかも確かではありません。
 自らの心と対峙せず、自らの中に生じた不安と恐怖から逃れるために、そんな不確定な方策へと走り、現在のある程度確定的なものをダメにしてゆく。はたしてそれでいいのでしょうか。

 もちろん、個人だけでなく、政府にももっとしっかりとした対応を求めたい。確かに、被災地のことが第一となるのは当然ですが、近接する関東域、とりわけ首都圏において不安から来る行動がパニックになりかねない形で顕在化しつつあるのですから、それを解消するために、ある程度強権的な行動を取り、それを収束させる方策をとるべきです。
 通常時とは流通量が落ちているとは言え、物そのものがなくなっているのではないのですから、まず物流をしっかりと確保することです。そのためには、供給量が落ちているガソリン、と言っても、物流を担っている中心はディーゼル車であるトラックですから、まず軽油の供給を安定化させ、商業車両には優先的に給油を受けられるような措置をとるべきです。
 私は「人から指図されるのが大っ嫌い。自分の行動を制限されるのもお断りだ」という性分で「自由気ままなのがイイ」という人間ですが、こういう非常事態と言える際にも「自由」だとか「個人の権利」だとかいったものを第一義にするつもりはありません。また、「自由」だとか「権利」だとかいったものは、それを享受し、行使するに足るだけの行動をとれる人間に付与されるものだとも思っています。不安と恐怖に駆られ、買い溜めや買い占めに走る人たちがそういう人間だとは思いません。ですから、こういうときに強権的な手段によって「自由」や「権利」が制限されたとしても、当然だと思っています。
 ただ、今の政府にそうした強権的な方策を採れるほどの度胸と知恵があるのかどうか、さらに、そこまで信頼できる存在であるのかどうかについては、不安がてんこ盛り状態であることは確かなんですけど(だからこそ、一人ひとりの個人がしっかりしなきゃならないとも言えるんだけど、個人でできることには限界があるし、今の政府が不安を減少させるだけのものを示せていないこともまた確か)。

 それと、マスコミ。相も変わらず、被災地の悲惨さを見せつける映像ばかりを繰り返し繰り返し流し続け、愚にもつかないコメントや役に立たない情報を垂れ流すばかり。要は、映像的にインパクトのあるもの、涙を流させるようなもの、感動を押しつけられるようなものを流すという、いつも通りのやり方。
 そんなものにはもううんざりだから、イイ加減、被災地の人たちに役に立つような内容のものや、その他の地域の人たちが足もとのグラつきを解消できるような情報を伝えてください。少なくとも、買い溜めや買い占めに走らないような情報を流すことぐらいはできるでしょうに。
 生活に関わる身近な内容だから、インパクトもなければ感動もないけれど、生活の安定ということを考えている人たちが求めているのはそういった内容。電車の本数が少なくて長蛇の列ができているなんてことは、映像としてはそれなりにインパクトがあるものなのかもしれないけど、そんなものは1回見れば充分。そんなものを繰り返し垂れ流すのなら、輪番停電によって停電となっている場所を報道し、そこを車で走る際には速度を落として運転するように呼びかける方がよっぽど役に立つと思うんですけどね。

 しかし、ホント、余震が多いですね。ひっきりなしにゆらゆら、ぐらぐら来ているもんだから、気分が悪いは、イラつくはで、不安に駆られることはないけど、やっぱり反応はしてしまうんで精神的にきついっす。
 確かに、これだけ余震がひっきりなしにあると、「不安になるな」と言っても、無理な話なのかもしれません。原発や輪番停電での件で、政府も東電もあの体たらくですし。
 でも、一人ひとりからまず始めてゆかないと、何も始まらない。自らの中にある不安と向き合い、その上で本当に必要だと思える行動を取れるかどうか。難しいことですけど、一人ひとりの人がそれぞれやってゆくしかありません。

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